[勉強会参加メモ]日本のお金をアップデートする。#03 – キャッシュレスでデザインするUX –
勉強会に参加しました。
日本のお金をアップデートする。#03 – キャッシュレスでデザインするUX –
https://techplay.jp/event/725142
メインのスピーカー
ストライプジャパン社長
ダニエル氏
ストライプについて
2011年 Stripe ローンチ 社員数 1,500 人以上 グローバルオフィス 9カ所 Stripe 導入企業数 数100万社
日本支社は2014年立ち上げ。
STRIPEのミッション
Increase the GDP of the internet.
技術のあるエンジニアなどが決済を簡単にできるようにすることで、事業に変えることをできるようにする。
サービスを作るのはできても、決済の仕組みを個人で作るのは大変。
決済のハードルを下げる。
Product哲学
1.速度・スピード
radorチーム
機械学習に基づいた不正利用検知
過去のデータをもとにスコアリング
1秒が0.5秒になった
2.安定稼働
決済基盤なので、もし落ちた場合の影響が大きい
アベイラビリティゾーンがもともと1つだったのを4つにした
もし1つが落ちても他でカバー
ヨーロッパ、日本、アメリカ(2つ)、アジア世界中にサーバがあり自動で一番近くのサーバへ接続。
システム稼働率 99.996%
CoreAPIアップデート数 3200回のデプロイ
1営業日10回ぐらい・・・!
金曜日にサービスをデプロイしてはいけない、というルールがありがちだが、
ストライプではそんなことはない。金曜日にも自信を持ってデプロイする。
デプロイして怖いという状況がそもそもおかしいのではないか。
3.グローバル
普通はグローバル展開をするとシステムの作り直しが必要
stripeではそんなことはないようにする
ダッシュボードは日本語で出す。当たり前のように見えるが結構たいへん。
slackやgithubのようなSAASが羨ましい。
4.強力
Stripe Billing
ストライプは決済業者なので、現地にオフィスがあって口座があって各種厳しい法律をクリアしないとサービスを提供できない
ストライプの利用者は決済のエキスパートになってはいけない。
専門的なことはストライプに任してもらって、利用者は提供する事業に専念してもらう。
5.プログラマブル
stripe issueing
仮想カードを発行
プラットフォームがカードを発行することで、例えばデリバリーのUber eatsのようなサービスにも利用できる
速度と安定稼働について
Sequins
機械学習チームが使っているkey valueストア
このシステムのアップグレードがあった。
使っているところを全部変更する必要があった。
4つのツールを紹介
・Feature Flags
・Scientist
→githubが作ってるFeatureFlagに近いもの。
・Ratchets
→静的解析ツール。
・Sorbet
→Rubyに型を提供するようなツールかな
→stripeが作った?
その他
stripeはrubyを良く使っている
アメリカで海外向けに作ってきたが、各国ごとにエンジニアを置かないとうまくいかないということがわかってきた。
JP_Stripesというストライプのイベントやってるよ。
その他のスピーカー
showcase gig
なぜ日本のキャッシュレス率は低いのか。18.4%
東京以外はクレカ使えない
suicaも使えない
三井住友銀行のスマホアプリ
いわゆる最近のUI/UXのやり方で開発を進めたよ、という話。
デザイナーは単に絵を描く人ではなくて、上流のサービス設計から携わるよ。